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「江口泰広名誉教授の戦“楽”的マーケティング発想」 16
~気楽にビジネス・チャンスをつかむ法~

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<目標と目的>


 今年もはや10月となり、これまでの反省をこめて、そろそろ新たな事業計画や活動計画あるいは目標を設定する時期になりつつあります。


 成果を上げるためにはまず目標を立てることが必要ということで、ほとんどの人は目標を掲げますが、しかしその目標を達成できる人は意外と少ないようです。


 あるアメリカの大学の調査によると禁煙やダイエットなど、目標を決めてその取組みを1年以上継続できた人は、わずか7%だったということを聞いたことがあります。


 ということは、実に93%の人が失敗しているということです。


 しかも4人に一人は1週間以内に諦めるという、いわゆる3に坊主ということのようです。
 では目標を決めてやる気になったにもかかわらず、なぜ辞めてしまうのでしょうか。
 

 脳の研究者の指摘によると
 人にはそれぞれ“コンフォート・ゾーン”(快適範囲)というものがあるそうで、これまでの慣れた自分の状況に安心感を覚えるそうです。


 つまり太った人は太った状態に、スローペースの人はスローペースの状態に、かたずけのできない人はかたずいていない状況に安心感を覚えるということのようです。
 そのため新しい目標を立てても、どこか違和感を感じたりあるいは不安定で、元の自分に戻ってしまう傾向にあるようです。


 そこで、重要になってくるのが目的です。
 目的とは"なぜ"その目標を達成しなければいけないのかという理由です。
 この目的がないと人は頑張れませんし、逆にいえば目的があれば人は頑張れるということです。


 以前、素晴らしい実績を上げたスポーツ選手を話題にしたテレビ番組がありました。
 いろいろな注目選手の中で、野球のイチロー選手やサッカーの本田選手の話になりました。
 二人の足跡をたどる中で、小学校の時の日記が紹介されました。


 驚いたことに、二人ともその日記の中に世界的プレーヤーになりたいという目標が書かれていました。(正直なところ、著者とは全く違う異次元の目標に言葉を失いました。)

 しかも日記の中には自分の夢や目標だけでなく、「お世話になった人に招待状をくばって、応援してもらう」(イチロー選手)、「世界一になったら、お金持ちになって親孝行する」(本田選手)という言葉がありました。

 目標を達成する人は、目標を決めるだけでなく、なぜその目標を達成しなければならないかの目的を明確に決めているのです。


 さて読者諸氏の目標はいかに?


 はたまた目的はいかに?!

 

 

 




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