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「江口泰広名誉教授の戦“楽”的マーケティング発想」 5
~気楽にビジネス・チャンスをつかむ法~

 <プレゼンに自信がありますか?!>

eguchi02 当コラムを読まれる方の多くは食関連の方々かと思いますが、食関連とは限らず、人前での話やプレゼンのあまり上手でない方が少なからずおられます。(はっきり言って、下手な方が多いです。(失礼!))

当コラムの読者にはそうした方はおられないかと思いますが、多分人前で魅力的に話ができない人は、人前で話すことの意味が分かっていないのでしょう。

そうした方は多分メラビアンの法則をご存じないのかもしれません。

ご周知のとおり、メラビアンの法則はA.メラビアン(心理学者)が実験した結果を『Silent Messages』(1971)という書籍にまとめたことで注目を集めました。ずいぶん前の実験結果なので、今日も同じであるかどうかはわかりませんが、参考になる内容です。

 同実験によると、話を聞いている人の五官による情報受信量を100%とすると、服装、ジェスチャー、表情など視覚情報が55%、声の大きさ、速さ、質などの聴覚情報が38%、言葉自体の意味合いが7%ということです。

つまり大雑把に言って、人は話の内容をろくに聞いていないで、“話を見ている”ことになります。ということは、話をどう見せるかという見せ方(魅せ方)で印象や成果が大きく変わるということです。

 これはわれわれに、人前で話をするときは舞台に立った役者のようにパフォーマンスをするべきだという示唆を与えています。

 話がたとえ3分や5分のスピーチであろうと、2時間の講演であろうと、人前で話すときは役者のようにドラマチックに“演じつつ”話をしなければ、“話を見てくれない”ということです。

 よく大学の授業は面白くないと言われます。概ね同感です。多くの教員は論文を書くトレーニングは受けてはいますが、話を魅力的にするトレーニングは受けていません。教員の中には座ったままで、教科書を棒読みにするような人もいます。これでは授業が面白いはずがありません。(私の授業ではそんなことは言わせませんが。とはいっても、すでに大学から離れてしまいましたが。)

 それはともあれ、皆様方は人前で話をするトレーニングを受けたことはありますか。たぶんほとんどの方が受けた経験がないと思います。なぜなら大学に行っても、そうした授業や講座はほとんどないからです。

世の中にはプレゼンのための企画書の書き方や話し方などに関する書籍が沢山あります。企画書の書き方はある程度本でも習得できますが、人前でのプレゼンは本を読んだだけでは習得はできません。なぜなら、本を読んでもよい役者にはなれないからです。

役者が良い役者になるためには、観客の視点で舞台を見、また演じるためのアドバイスをするプロの演出家が不可欠です。

 

ちなみに、以下に関してご自身で確認してください。

 

そこでフードコンシャスネス研究所ではいま、食に携わる方々の支援をしようと「食のプロのためのプレゼン力向上集中講座」を検討中です。

これは一般的なプレゼン研修とは異なり、どのように魅力的に話をするか、自分の価値や提案内容をどう伝えるかという“価値伝達力”を強化するための講座といってよいかもしれません。

皆様方のご希望が多ければ実践に移したいと思っております。皆様方のご意見をお聞かせください。




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