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「江口泰広名誉教授の戦“楽”的マーケティング発想」 ③
~気楽にビジネス・チャンスをつかむ法~

 <5つのライバル‐その②>


eguchi02 ライバルが5つあると指摘しましたが、これまでに第1のライバルである「時代や市場」と、最後にチェックすればよい第5番目のライバル(よく見えるライバル)が“同業他社”であることをお話ししました。

 ライバルの話を確り話しているといつまでも終わらないので、今回から簡単にご紹介します。
(編集責任者から、メルマガは普通の雑誌原稿とは違うし、また読んでいる人も適当なので(アッ、失礼!)、ごく短めにせよ、というご指示がありました。)

※編集者注 適当とは言っていませんよ〜(笑)

 さてそれでは、第2のライバルは?

 
 そうです、企業にとって最大のライバルである顧客・生活者(消費者)です。(顧客には企業顧客と一般顧客=消費者があります。)

 不景気になって市場が低迷すると、市場から退出する企業(倒産企業)が出てきます。その多くは倒産理由を、経済や市場(外部要因)の悪化のせいだといいます。

 もちろんそうした理由も否定しませんが、しかしそうした外部要因が本当の倒産の理由でしょうか。

 フィルム業界のように産業自体が無くなってしまったり、取引先が倒産したための連鎖倒産ということもありますが、たとえ経済や市場が低迷し業界が縮小しても、存続している企業は沢山あります。

 存続する企業と市場退出をした倒産企業の違いはどこにあるのでしょうか?
倒産するということは売上高(収入)がないし、もちろん利益もないという状況です。
ではなぜそうなったのでしょうか? 
そうです。 顧客不満足です!

 フィルム業界とは違って自社の業界が存続する中で、売上高が上がらないということは顧客が来ない、顧客が支持してくれないということですが、その最大の理由は顧客不満足です。

 つまり、倒産企業の多くは顧客というライバルに負けたのです。時代や市場というライバルに負けたのではありません。
 売上高や利益そして給料を払ってくれている有難い存在が顧客です。
しかし同時に恐るべきライバルが顧客なのです。

 先に、認識は戦略行動の原点であることを指摘しましたが、読者諸氏の顧客に対する
認識はいかがでしょうか?!


 そして第3のライバルとは?




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