食育に味わい教育を。食育の資格ならフードコンシャスネス研究所

 

五感を使って心で味わう和食のワークショップ~Let’s Feel Washoku~

フードコンシャスネス研究所では2015年7月25日(土)10:30~14:30、学習院女子
大学5号館環境教育センターにおいて「五感を使って心で味わう和食のワークショップ~Let’s Feel Washoku~」を開催しました。

 

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対象者は食を通じて日本と外国の交流をしてみたい方、英語の勉強をしたい方とし、
日本人・外国人の両者を対象としました。運営方法は初級・中級英語を使用しました。

 

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今回のワークショップは英語シリーズの第1回目として、「お米の世界」(The Rice World)を取り上げました。

ワークショップはフードビジネス・スキルアップ研究部会のメンバーが中心となって企画し、運営されました。同研究部会は3級インストラクター取得者のスキルアップを図るために、研究所が会員支援活動として行っている研究部会です。同研究会は味わい教室の企画メニューの開発あるいはフードコンシャスネスを基盤にしたビジネスの可能性をメンバーで議論し、実践しようという意図のもとに2015年1月に発足しました。

 

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いろいろな議論の末、フードコンシャスネスの基本概念を基盤にして、和食の本質と
その意味を外国人に英語で伝えようと企画されたのが今回のワークショップです。
今回の参加者は当初参加を予定していた外国人の方が2人抜けたために、総勢7名でした(外国時人1名、日本人6名)。
プログラムは実に緻密に作られ、さすが食のプロ集団の仕事(準備、連係プレー、気配り、コミュニケーション等々)は感動的でもありました。それもそのはずで、メンバーはみな料理教室(国内だけでなく)やレストラン運営、講演・研修、企画・イベント開発、レシピ―開発等々を実践している“ツワモノ”ばかりだからです。

今回のワークショップではフードコンシャスネスの基本視点をベースに以下の目標を掲げました。

 

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①お米の奥の深さの探究、美味しさの発見

 ・「いただきます」「ごちそうさまの」の本当の意味を感じてもらう。
 ・食の繋がりを理解することを通じて美味しさを感じてもらう。
 ・お米の種類と味の違いを味わってもらう。
 ・軟水と硬水で炊いた違いを味わってもらう。
 ・食を通じて日本文化の発信をする。
 
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②鍋で炊くことで、自宅で気軽にコメを炊いて食べる、家族や友人に食べてもらう。

 ・お米の炊き方の習得
 ・お米を中心とした和食の献立例の紹介
 
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③将来の和食の伝道師

 ・和食を好きになってもらい、その良さを伝えてもらう。
 
 

4時間のプログラムの主要項目は以下のとおりです。

  

①一汁三菜について

 

②お米の食べ比べ

 

③Rice Cooking

 ・米とぎ・水加減・火加減
 

④Okazu Cooking

 ・浅漬けデモンストレーション
 ・だし巻き卵デモンストレーション
 

⑤配膳・献立説明

 

⑥試食と挑戦タイム

 

⑦Rice Worldの解説

 

ワークショップ終了後のアンケートによると、参加者全員がお米の食べ比べに大変興味をもったようです。ボタン一つの自動炊飯器を使うことが当たり前の時代に、お鍋でお米を炊く機会はほとんどなくなりましたが、お米のとぎ方や火加減の大切さを体験することは新鮮な経験となったようです。

 

チャレンジでは納豆や梅干に外人の参加者が果敢に挑戦をしてくれました。彼女はもっと和食を美味しく食べることができるスキルを身につけたいといっていましたが、いずれにせよ今回のワークショップは今後の展開への大きな示唆を与えてくれました。
 研究所としては、当ワークショップ・シリーズを定期的に開催していきたいと思っております。

 なお今回のワークショップの配役は以下のとりです。

 
<フロント・ステージ>
始めの挨拶 江口所長
ファシリテーター
前半:お米の解説 金築氏
お米の食べ比べ 集堂女史
後半:チャレンジ・まとめ 金築氏
料理実演
お米に関して 集堂女史
野菜の浅漬け 辻女史
だし巻き卵焼き 辻女史
板書及びパワーポイント 尾越女史
記録撮影 品川教授・江口名誉教授
ディレクター・シナリオ作成 尾越女史
テーブル担当ファシリテーター 野中女史・楠野理事

  

 

 

<バック・ステージ>
朝の準備 全員
お米 笠原・二宮女史
だし巻き卵 若宮女史
味噌汁 相澤・辻女史
和食器全般 石渡女史
お茶 二宮女史
アンケート集計 野中女史
会計 笠原女史
全体総括運営 楠野女史(研究部会担当理事)
お米提供者 清原幹雄 様(茨城県美浦産コシヒカリ)



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